あめのて

活字を垂れ流す

相手に気持よく話をさせる相槌の打ち方【聞き上手になる方法】

スポンサーリンク

世の中には「話し上手」な人と「聞き上手」な人がいる。
もちろん、どちらも得意な人だっている。

「話し上手」上手は話すことが上手な人のこと。
話題が豊富で、人の興味を引く話し方ができて、話の組み立て方が上手く、落ちまでしっかり話ができる人の事を言うだろう。
お笑い芸人や、営業職等が話し上手の代表だろう。

一方「聞き上手」は、話を聞くのが上手い人のこと。
相手に気持よく話をさせることができて、次々と話を引き出すことができ、相槌のタイミングや選択が上手い人のこと。
アナウンサーや、カウンセラー等が聞き上手の代表だろうか。

どちらがいいとか、どちらがモテるだとかは、一概には言えないが、上記のどちらかに当てはまる人であればコミュニケーションにおいて不自由することはあまりないだろう。

僕は自他ともに認める「聞き上手」である。
「相手に気持よく話をさせる」ことにかけては、他の誰にも負けない自信がある。
そこで、今回は「相手に気持よく話をさせる相槌の打ち方」をご説明しようと思う。
ある程度の慣れは必要だが、この相槌の打ち方を実践すれば今日からあなたも聞き上手になるかもしれない。

相手に気持よく話をさせる相槌の打ち方

最初に言っておくが、これから説明する方法は、あくまで相手に気持よく話をさせる手段であり、価値のある話を引き出すための手段でも、相手の話をより深く理解する手段でもない。
いやむしろ、僕がこれから説明する方法では相手の話を理解することは困難だろう。
相手の話は理解できないが、気持よく話をさせる方法だ。
相手に気持よく話をさせたあげく、話の内容は全く頭に入らない。
しかし心配はいらない。
気持よく話している相手は「何か質問は?」なんてことは聞いてこない。

気持よく話をさせるために最も大切なこと

最初に、最も大切なことを言っておこう。
相手に気持よく話をさせるために最も大切なことは、相手の話のテンポを崩さないことだ。

人それぞれ、自分にとって話しやすいテンポというものが存在する。
リズムと言い換えてもいいかもしれない。

早口で絶え間なく話す人もいれば、ゆっくりと大きく間を開けて話す人もいる。
相手の話すテンポを見極めて、そのテンポを崩さないように相槌を打つことが、気持よく話をさせる上で最も大切であることを、まずは心に刻んで欲しい。

打つべき相槌の言葉とそのタイミング

では、その相槌はどのような言葉を、どのタイミングで打てばよいのか。
まずは、とても汎用的で万能な、便利すぎる相槌の言葉をいくつかご紹介しよう。

  • はい
  • あー
  • なるほど
  • そうですよね
  • わかります

まあ、これぐらいだろう。
これらの相槌は非常に万能で、どんな話題にでも適切なタイミングで打てば対応できる。
さらに、これらの言葉を組み合わせたり、溜めたりすることでレパートリーは無限大だ。

たとえば「あー、なるほど」とか「はい、わかります」とか「そう……ですよね!」とか「なる……ほどぉ」とか。

これらの相槌を打つタイミングは、もちろん話しの間である。
相手の話のテンポやリズムを意識して聞くと、相手の話のテンポの中で「間」が空く瞬間が見えてくる。
間を開けず絶え間なく話す人でも、息継ぎをしないということはないので、必ず話のどこかで「間」が空くはずだ。
その「間」を見極めて、それっぽい相槌を間のつなぎとして打とう。
そのために聞くべきは話の内容ではなく、話のテンポである。
相手の話を鼻歌か何かだと思って聞こう。

適切なタイミングで相槌を打つと、相手の話すテンポは変わらない。
間違ったタイミングであると、相手の話すテンポが微妙に崩れる。
テンポが崩れたことを正確に聴きとって、次の相槌のタイミングの参考にしつつ修正を測ろう。

これだけでも、結構相手は話すのが気持ちよくなる。
ぜひ実践してみて欲しい。
こちらが「いつまでも話終わんねぇなあ」って思うほどに相手が話し続けてきたら成功だ。

ちなみに、「間」が空くかどうか微妙な時や「間」の長さがつかみにくい時は、下手に相槌を打つとテンポを崩してしまうので声を出さずに首を小さく縦に振ってみて様子を見よう。
これは素振りみたいなもので、「間」をつかむのに使える。

「音」を聞こう

先ほどまで「テンポ」と言う言葉を使っていたが、できることならもっと抽象的に聴きとろう。
相手の話で聞くべきなのは「音」である。
「音」には、テンポはもちろん、メロディー、リズムといったものも含まれる。

つまり、音楽だと思ってもらってもいいかもしれない。
音を聞くと、色々なことが見えてくる。
強い音で発した言葉は重要な言葉であり、曲の終わりっぽいメロディーが出たらそこが話しの落ちである。
笑いながら話しているのか、悲しい気持ちで話しているのか、音を聞けばそれもわかる。

強い音で発された言葉は、その言葉を繰り返し使って相槌を打とう。
落ちっぽいメロディーを笑いながら言っていたら、自分もそのオチのフレーズを繰り返して笑おう。
話の内容が分かってなくても、音を聞いて、音に対して正しい相槌やリアクションを取ればとりあえず間違いにはならないし、相手は気持ちが良い。

言葉を言い換えたり要約したりしよう

相手の言葉の中で強い音、つまり重要な部分を繰り返したりして相槌を打とうと言ったが、たまに言い換えたり要約したりしてもいい。
こうすることで相手の話を理解してる雰囲気だ出るし、自分の話をより分かりやすく噛み砕いているので相手も話しやすくなる。

ただ、これを嫌う相手もいるので、2,3度やってテンポが狂うようならやめよう。

相槌は言葉だけじゃない

相槌というのは、何も言葉だけじゃない。
最初のほうでも少し話したが、首を降ることも相槌の一つであり、目線や姿勢も相槌の内だ。

基本的には、学校でも習ったように相手の目を見て話を聞くのが正しい。
しかし、普通人は物事を深く考えたり理解しようとしている時は、目線が上下や左右など、中心からズレるものだ。
それが経験則からわかっている人は、相手がずっと目線を逸らさずに話を聞いていると、理解しようとする気が無いのかと思ってしまう。
話の中で重要そうな部分や、理解が難しい部分は、あえて目線を逸らして考えたり理解しようとしているふりをした方が、相手も安心して気持よく話ができるのだ。

意図的に目線を逸らすべきタイミングも「音」で分かる。
話の中で、相手が重要だと思っている部分や、理解が難しいだろうと考えている部分は、テンポが少しゆっくりになるのだ。
そういった音を聞き取って、効果的に目線を逸らすことで、より聞き上手っぽくなる。
目線を逸らしたあと、話のテンポが通常に戻ったところで、何かが納得言ったように首を小さく縦に振るとより効果的だ。

話を聞く姿勢は、ちょっと前のめりぐらいがおすすめだ。
真剣に聞いているふうになる。
背もたれによりかかることは絶対にやめよう。

聞き逃した時

基本的には話を聞く必要は全くないので、聞き逃した部分があっても聞き返すことはやめよう。
話のテンポが大きく狂ってしまうので、適当に聞こえたふりをしてやり過ごそう。

どうしても聞き返したい時は超絶早口で「スミマセンモウイチドッ」と言おう。

【おまけ】電話で話を聞く時

電話では、ラグを意識する。
携帯電話で通話する時、実は結構なラグがある。
最大で1秒ぐらいあるときも。(LINEとかだともっと)

そのラグを意識して、相槌のタイミングを早めよう。
相槌のタイミングがズレた分だけ相手の話すテンポもズレる。
そのズレからラグの長さを計算して、相槌のタイミングを調節するのだ。

これはかなり経験が必要だが、慣れると話のリズムを先読みして0.8秒早めに相槌を打つなんて芸当も可能になる。
ただし、すごく集中力が必要な上に、全く話の内容が頭に入らないので注意が必要だ。

話を理解する方が大事

以上が、今すぐでも実践できる相手に気持よく話をさせる相槌の打ち方である。
おわかり頂けた通り、この方法は基本的に相手の話を全く聞かない。
全く話の内容を理解できない。
なので、重要な話をしてくれる場面ではこの方法は決して使わないようにしよう。

ちなみに、価値のある話を引き出したいなら、メモを取りながら話を聞こう。
相槌の頻度は減らし、相槌を打つ時だけメモから顔を上げ相手の目を見て相槌を打つ。
メモを取ることで、相手はメモを取るに値する話を選んで話してくれるようになる。
本当に実践すべきはこちらの方法だ。

まとめ

この記事で紹介した方法を実践した結果、話し相手とどのようなトラブルが生じたとしても一切責任を負いません。